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トップページ >  診療案内 >  経皮的腱鞘切開術(ばね指・狭窄性腱鞘炎)について

経皮的腱鞘切開術(ばね指・狭窄性腱鞘炎)について


局所麻酔で短時間・低侵襲に治す — 経皮的腱鞘切開術

指の引っかかりや痛みでお困りですか?
当院では局所麻酔で短時間に行う低侵襲な経皮的腱鞘切開術(湯本式 ガイドナイフ法)を導入しました。
小さな切開から腱鞘(A1 pulley)を安全に切開し、ばね指(トリガーフィンガー)の症状改善を目指します。

この治療が向いている方

  • 指の引っかかり(カクッとする感覚)や疼痛がある方
  • 日常生活や仕事に支障が出ている方
  • 保存療法(ステロイド注射・装具・薬)で十分な改善がない方
  • 短時間で治療を終えたい方


特徴
・局所麻酔で実施
全身麻酔のリスクを回避し、早期回復を促します。

・低侵襲・小切開
可能な限り小さな創で行い、術後の痛みや傷跡を最小限に抑えます。必要に応じて安全に確実な腱鞘切開を行うために切開をやや広げることがあります(患者様には術前に説明・同意を得ます)。

・短時間で終了
手術時間は短く、外来での日帰り手術が可能です。

手術の流れ

  1. 事前診察・検査で適応を確認
  2. 局所麻酔を行い、患部を消毒
  3. 小切開から腱鞘(A1 pulley)を切開し、腱の通りを良くする
  4. 腱の動きを確認し、創部を縫合・保護
  5. 術後の経過を確認して帰宅(原則、日帰り)

術後・回復について

  • 術後は安静と創部のケアが必要です。日常生活への復帰は早期(数日〜1週間程度)に可能な場合が多いですが、力仕事や重労働は主治医の指示に従ってください。
  • 発赤・腫脹・痛みが強い場合や発熱がある場合は受診をお願いします。

合併症・注意点

  • 出血、血腫、感染、創部のしびれ(皮神経損傷)や傷跡、可動域制限、再発などのリスクがあります。
  • 患者様の全身状態や服薬(血液をサラサラにするお薬など)によっては治療方針を変更することがあります。

受診のご案内

手術の適応判断やご不明点は、まず外来で診察のうえ丁寧にご説明いたします。

※本ページの情報は一般的な説明を目的としています。個々の症例により適切な治療法は異なりますので、最終的な診療は医師の診察・検査結果に基づき決定します。

youtube 動画のご案内
YouTubeで「ばね指 ガイドナイフ」で検索すると湯本式の手術がご覧になれます。